熊本市西区の整体院ココスタTreatment Roomです。当院は高橋稲荷神社の近くで小さな観光地の様な所にございます。理学療法士が院長の整体院で熊本では珍しい整体院だと思います。10年以上の整形外科病院勤務の経験から多角的に症状の原因を捉えることができますので、安心してご相談下さい。今回は長引く踵の痛みについて記載致します。踵の痛みの原因疾患としては足底腱膜炎や、踵の脂肪体に生じる疾患がございます。原因に応じて対応をしていく必要がございます。
目次
1、踵の構造
踵の部分は衝撃吸収作用が働く様な構造になっております。
踵部脂肪体は 室隔壁と圧緩衝(蜂巣組織)の二層構造になっています。
室隔壁の中は脂肪組織が満たされていて、その間を血管が走行しています。
2、踵の痛みの原因疾患
①足底腱膜炎
足底腱膜炎は、足の裏(足底)にある腱膜組織が炎症を起こして痛みが出現してきます。臨床上多いのは踵の前方の内側に多い印象があります。レントゲンで骨棘の様な所見を示す場合もあります。原因は様々で、程度も様々ですが、足のアーチ構造の破綻が原因の場合が多い様に感じます。
②踵骨脂肪耨(しょうぶしぼうじょく)
踵の脂肪体自体の硬度が低下を生じて、踵骨下縁に直接接地してしまうことで痛みが生じてくる疾患です。
③Fat pad syndrome
硬度の低下を伴わず、踵の骨と踵部の脂肪体の間で不安定性が生じて痛みが出現してくると考えられます。
これらの疾患が踵の痛みの原因として考えられます。
足底腱膜炎の場合は、筋膜と腱膜の施術+テーピングで痛みのコントロールは可能です。
しかし、踵部の脂肪体部分の痛みは時間を要す場合がございます。
理由として
・歩行時に踵をつけて歩行するため、減圧が難しい印象である。徒手的な施術で即効性が低い印象です。
踵部脂肪体部分の炎症
踵には脂肪体が存在します。この脂肪体の働きとしては、踵を地面に接地した時のクッッション作用として働きます。この部分が年齢と共に萎縮したり、内側や外側に変位したりする事でクッション作用が低下してきます。その事で痛みの原因となります。
3、Fat pad syndrome様の症状
約4ヶ月前より踵の痛みが生じて、当院に来院された方の足踏みでの踵部の写真
(ご本人より掲載許可は頂いております)
右脚接地時に脂肪体が内側に変位している状況です。来院時は足底腱膜炎の症状の訴え(足底腱膜炎伸張時の痛み)もございましたが、現在は歩行時の踵部分の痛みが残存している状況です。現在はテーピングを指導させて頂き、歩行時に貼付して頂いております。
今後は、テーピングと踵部分のマニュピレーションを行い経過をみさせて頂く予定です。
4、まとめ
いかがでしたでしょうか?
踵部分は普段から歩く時に体重がかかりますので痛みのコントロールが難しい部分になります。長引く痛みも原因がございますので、原因に対して焦らず適切に対応していくことが大切だと思います。
整体院ココスタTreatment Room
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整体院ココスタのご案内
院名 | 整体院 ココスタ Treatment Room |
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院長 | 緒方伸一 |
適応項目 | 腰痛,頭痛,肩こり,自律神経症状,スポーツ障害など |
所在地 | 熊本市西区城山下代一丁目3-7-1 |
電話番号 | 080-9102‐2762 |
連絡方法 | 電話・お問い合わせフォーム |
駐車場 | 2台完備 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
休診日 | 日曜日午後 |
URL | http://熊本市整体.xyz/ |
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