熊本市の整体院ココスタからの情報発信です。当院は熊本市西区の高橋稲荷神社近くの整体院です。開業して半年で県外からも沢山の方にご来院頂いております。当院を受診される患者様で頭痛とめまいが同時の現れる方でいわゆる「頚性めまい」の患者様を時折来院されます。耳鼻科などで問題がない場合がこの様な診断がつけられるみたいです。今回は、耳鼻科で理学療法士として活躍されている先生の研修を受けさせて頂いので良性発作性頭位めまい症について記載致します。「知ってるか?知らないか?」で大きな違いがありますので、熊本でめまいでお困りの方に読んで頂ければと思います。
目次
1、めまいの種類
①耳性(末梢性)めまい
前庭性(良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎)耳鳴、難聴なし
内耳性(メニエール病、突発性難聴)耳鳴、難聴あり
②頚性めまい
頚部に問題のあるめまい
③中枢性めまい
中枢神経に問題がある時に生じるめまい
主にこの3つに分けられます。当院で対応可能なめまいは①の耳性めまいと②頚性めまいになります。
2、めまいの原因は?
めまいは平衡を維持するための末梢の感覚器から中枢までの全システムのいずれかの障害で出現してきます。三半規管、耳石器、前庭神経、脳神経系、筋骨格系などがあげられます。今回は良性発作性頭位めまい症の原因である半規管と耳石器を中心に説明していきたいと思います。
3、半規管と耳石器について
半規管は体の回転に対しての受容器で、耳石器は直線角速度、重力、頭部の傾斜の受容器になります。半規管と耳石の解剖の絵をご参考ください(手書きですみません)
半規管の位置関係は外側半規管は水平面に対して30度の角度をなします。前半規管と後半規管はそれぞれ反対側の後半規管と前半規管と平行しています。
クプラとは卵形嚢に接する膨大部に存在し、リンパ液が流れるとクプラ内の有毛細胞が刺激されて回転を感知します。
耳石の位置関係
球形嚢は垂直方向加速度、卵形嚢は水平方向加速度の受容器として存在します。
4、良性発作性頭位めまい症(BPPV)とは?
先ほど説明致しました、卵形嚢、球形嚢の中にある炭酸カルシウムの結晶である耳石が剥がれて、半規管に入り込んで症状が出現してくる病気になります。症状としては、回転性のめまいと吐き気が出現してきて、耳鳴り、難聴が出現してこないのが特徴です!経過としては、2週間程度でめまいや吐き気は治まってきます。
半規管内に浮遊する耳石がある半規管結石症とクプラに付着するクプラ結石症の二つが存在します。特にクプラ型は症状が重たいです。先程、説明致しまいた半規管が3つ存在しますが、8割程は後半規管に耳石が入り込むことが多く、眼振は上向性+回旋性のめまいが出現してきます。
5、まとめ
今回はめまいの中でも特に良性発作性頭位めまい症について記載致しまいた。めまいなどの症状の方は耳鼻科を受診される方が多いかと思います。私も臨床では頭痛に伴うめまいはよく対応しますが、めまいメインで来院される方は少ないです。まずは耳鼻科の医師の診察を受けて頂く事をお勧めします。BPPVは運動療法がとても効果的ですので、次回の記事で方法を説明していきたいと思います。お体の不調でお悩みの方は整体院ココスタへご相談下さい。
ブログも更新中ですので是非ご覧下さい。
整体院ココスタのご案内
院名 | 整体院 ココスタ Treatment Room |
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院長 | 緒方伸一 |
適応項目 | 腰痛,頭痛,肩こり,自律神経症状,スポーツ障害など |
所在地 | 熊本市西区城山下代一丁目3-7-1 |
電話番号 | 080-9102‐2762 |
連絡方法 | 電話・お問い合わせフォーム |
駐車場 | 2台完備 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
休診日 | 日曜日午後 |
URL | http://熊本市整体.xyz/ |
熊本駅方面から
田崎市場の通りを河内方面に直進します
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57号 東バイパスから
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浜線バイパス・平成通りから
平成けやき通りを西方面へ平成大通りを横断します
ほっともっと熊本城山店を右折します
岬鮨から左折します。
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