熊本市西区の整体院ココスタTreatment Roomです。当院は高橋稲荷神社の近くで小さな観光地の様な所にございます。理学療法士が院長の整体院で熊本では珍しい整体院だと思います。10年以上の整形外科病院勤務の経験から多角的に症状の原因を捉えることができますので、安心してご相談下さい。今回は、女性競技者の身体的特徴として生じる月経不順、摂食障害、貧血、骨粗鬆症について記載致します。
１、月経不順
以前PMSの説明でも記載致しましたが、月経周期は視床下部ー下垂体ー卵巣体のホルモンでコントロールされています。
①視床下部からの刺激で下垂体から卵巣刺激ホルモン分泌
②卵胞からエストロゲンが子宮内膜を肥厚させ着床の準備をする
③エストロゲンの濃度があがると黄体形成ホルモンが分泌され排卵が起こる
④プロゲステロンが分泌され、着床が起こらないと子宮内膜が剥がれて月経が起こる
このような流れで月経周期は進んでいきます。
スポーツをしている女性ではこれが乱れて、90日以上月経が発来しない続発性無月経や月経不順を生じることがございます。
原因としては、過度な減量などで体脂肪が低いことも影響してきます。体脂肪率が17%以上が必要との報告もあり、アンドロゲンがエストロゲンに転換される過程に体脂肪が必要とされています。
２、摂食障害
いわゆる拒食症などがあてはまります。女性は男性の10倍とも言われており、女性アスリートの中でも審美系の競技であるバレエや新体操などでみられてきます。
拒食症と言われる基準として発症年齢が30歳以下で標準体重の−20%のやせで無月経があてはまると言われています。
３、貧血
多くは鉄欠乏性貧血であり、男性競技者の３倍と言われています。最初に述べた、月経不順や摂食障害も関与してきます。
４、骨粗鬆症
骨代謝の異常で骨の吸収が形成を上回り骨密度が低下する状態で、骨折や疲労骨折を起こし易くなります。更年期後の骨密度低下の治療では、ホルモン補充やカルシウム薬、代謝改善などを行うが、競技の場合はストレスの管理が主体となってきます。競技者の場合は過度な練習によるストレスで視床下部の変調が起こることが要因と考えられています。疲労骨折は中足骨などが多いですが、私の経験で大腿骨や仙骨なども時折みられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？スポーツ選手でも女性と男性で体の構造も違いますので、トレーナー活動やスポーツ指導を行う上で知識として持っておくことが大切だと思います。女性アスリートと男性アスリートでも練習の方法も違ってくることが多いと思います。少し専門的な内容ですが、スポーツに関わる方に読んで頂ければと思います。スポーツが痛みなどで行えない方はスポーツ専門整体のココスタにご相談下さい。
熊本唯一の筋膜調整の患者様の声を記載しております。
整体院ココスタのご案内
| 院名 | 整体院 ココスタ Treatment Room |
|---|---|
| 院長 | 緒方伸一 |
| 適応項目 | 腰痛,頭痛,肩こり,自律神経症状,スポーツ障害など |
| 所在地 | 熊本市西区城山下代一丁目3-7-1 |
| 電話番号 | 080-9102‐2762 |
| 連絡方法 | 電話・お問い合わせフォーム |
| 駐車場 | 2台完備 |
| 営業時間 | 9：00～21：00 |
| 休診日 | 日曜日午後 |
| URL | http://熊本市整体.xyz/ |
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