熊本市の整体院【成長期のお子さんのスポーツ障害】ココスタから

　熊本市西区の整体院ココスタTreatment Roomです。当院は国家資格である理学療法士が施術を行う熊本では珍しい整体院です。10年以上の病院勤務経験から、安全で安心に早期の症状改善を目指し、施術や運動指導を行い対応しております。
　成長期の子供さん（小学生〜中学生のスポーツ選手）の施術への問い合わせが増えてきております。

　当院は0歳〜高齢者まで対応が可能な整体院です。リスク管理を第一に考え対応させて頂いております。アスレッチックトレーナーの養成講習を受けさせて頂いているのもありますので、成長期のスポーツ障害についてまとめてみます。

　ジュニア期にテーピングを用いてまで試合・運動を行う必要があるのか？など指導者の勝利主義のために沢山の子供達が成長の芽を摘まれているのが現状みたいです。
　昔ながらの考え（精神論）も完全否定はできませんが、成長に合わせた指導を適切に行う必要があります。
　成長期のスポーツ障害の骨端症について簡単に記載しております。読んで頂いたら嬉しいです。

１、一般のスポーツ障害と何が違うか？

骨が成長中であるため、骨端線が開いて存在します！
この骨端線を強く痛めると骨の成長障害を招く恐れがあります。
レントゲンでは骨の末端部の関節の近くで骨と骨の間の隙間があるようにみえ、この部分が成長してきます！

外傷で病院を受診し、骨端線と骨折線が明確でない場合もあり、精密検査にはMRIが用いられることがあります。

　身長増加が大きい年齢をPHV年齢と言い、女子は11歳頃で男子は13歳頃になり、男女で違いがあります。もちろん選手一人一人違います。この時期は骨の成長に筋肉が追い付かず、痛みとして現れやすいです。

骨端線の影響が成長期のスポーツ障害には出現してきます。

＊ちなみに私は高校三年生（17歳）頃に身長が急激に伸びました。成人式で知人が驚いておりました。

２、成長期のスポーツ障害である骨端症について

骨端症：骨端線部の成長軟骨に何らかの刺激が加わり痛みとして症状が出てきます。

骨端症代表の疾患
肩：上腕骨近位骨端線離開
上腕骨の近位骨端線が開き、骨端核が転移する。

肘：野球肘
野球動作で肘への外反ストレスが加わることで生じてきます。内側は伸ばされ、外側は圧縮が加わります。外側の離断性骨軟骨炎（OCD）には注意が必要になってきます。

膝：オスグッド・シュラッター病
膝蓋腱付着部の脛骨粗面部に骨端線の離開が生じてきます。見た目でも分かるくらいのことも多いです。病院勤務時代によく担当してました。

足部：シーバー病
踵部の骨端線に負担が加わり、痛みが出現してきます。足底腱膜と下腿三頭筋の牽引ストレスにより生じてきます。病院時代にも診断名としてついて担当した方は少ないですが、似たような症状の方は多かったです。

足部：ケーラー病
足部の舟状骨に発生する骨端症です。
足部：フライバーグ病（第２ケーラー病）
第２中足骨骨頭部に発生する骨端症です

骨端線部分の損傷が強いと、成長障害を生じることがありますので注意が必要です。

当院は整体院ですので診断はできません。診断をできるのは医師だけです！
今回は、一般の方にも知識として知っておいて欲しいと思い記載致しました。

　スポーツ障害について、何かご不明な点がございましたら、私の立場でご相談もお受け致しますのでご連絡下さい。
　骨に問題が生じたらある程度の安静が必要な場合もございます。当院でできるのは、その部分の牽引ストレスや重力下でのストレスの軽減を図り除痛を促すこと、動作やフォームのチェックを行い再発予防を行うことを目的としています。

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整体院ココスタTreatment Room　緒方伸一

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